僕は「デザインは、デザインの法則を知れば誰でもできる」と信じている。
綺麗とか、美しい、そして直感的にすごいと思うデザインには、対象(ヒトまたヒト以外)にとって“心地良い”法則が必ずあって、それを多く知ることでよいデザインが生まれる確率が高まると信じている。
【デザインの法則】
このシリーズは、普段デザインする上で意識している法則やルールを【デザインの法則】と称してまとめているシリーズです。
今回は「文章の整列」について書いています。ぜひ見ていってください。
文章の整列とは…
文章の配置を考える際に、縦のラインまたは横のラインに沿って配置していくこと。
左揃え、中央揃え、右揃え、曲線揃えがある。
よく使われるのは、縦の仮想線にそって左に揃える「左揃え」、右に揃える「右揃え」、そして中央に揃える「中央揃え」があるので、それぞれの使いドコロを説明するね。
左揃え
左揃えは、テキストの左端を仮想線にそって並べる方法だね(^^) 読みやすさNO.1なので左揃えはもっとも利用されている文章の整列方法だよ。
まずはこれを試してみてデザインがうまくおさまらない、逆にうまく収まりすぎて面白みが無いときに他の整列を試してみるというのがいいかな。
今現在読んでいる、この文章も左揃えだね~。
読み物系のような長い文章は読みやすさを考慮すると、ほとんど左揃えを選択することになるね~。
右揃え
右揃えは、テキストの右端を仮想線に沿って並べる方法だね(^^) 右揃えは、僕の場合、左揃えの補助的な使い方をすることが多いかな。
例えば、インタビューページの文章の最初と最後にその人の名前や職業を記載する際に、右揃えを使ったりね。
あとは、例えば名刺とか注目してみると、メールアドレスやURLが右揃えに配置してあるパターンとかよくあるね(^^)
中央揃え
中央揃えは、テキストの中心をを仮想線に沿って並べる方法だね(^^) 中央揃えはメッセージ性の強い文章や他とは違う特別な文章だということをアピールしたい時に使うと、特に効果的だよ~。
例えば、そのサイトの理念を伝えたい時、例えば真剣に読んでほしいフォーマルな文章のときに中央揃えを試してみてね。
曲線揃え
曲線揃えは、要素の形に沿って曲線または対角線に文章を配置する方法だよ。
ポスターやメインビジュアルのキャプションとして配置する際に商品や要素の輪郭に沿って配置させることで、よりデザインの世界観にマッチした濃厚なデザインを作り出せるよ~。
まとめ
以上、「文章の整列」についてお話しました~。
すごく基本的な法則だけど、テキストの配置やフォントの文字同士のマージンを意識する(=テキスト系デザインもちゃんと気配りをする)と本当にまとまったデザインになるから、基本はしっかり身につけようね♪
今回は「文章の整列」について書いたので、今度は「要素の整列」について書きます(^^)
お楽しみに~♪